スタイリスト、エディター、クリエイティブディレクターとして活動していた鈴木卓爾氏が1999年からメンズブランド「TS」をスタートさせる。2009年ブランドコンセプトを再構築し、ブランド名を「ts(s)」へと変更し現在に至る。コンセプトは現代的解釈による独自のトラディショナルスタイルをベースに、ワーク、ミリタリー、スポーツなどのスタイルを取り入れながらラインナップを構成。基本と進化 ( Basic and Evolution )・標準と流行 ( Standard and Mode )・解放と緊張 ( Casual and Formal )、これらそれぞれ相反するように思える要素の間で、強い拘りを持つ色、柄、素材使いを中心とした独特なブレンド、スイッチを行う事によって、「ありそうで無い物作り」「行き過ぎない意外性」という自分なりのバランス、スタンスを目指す。2009年の“PITTI IMMAGINE UOMO”への出展をはじめ、海外での評価される注目のブランド。