Pheetaで初めてニットを作りました
インドの原毛をネパールで紡績し1点1点手編みしたハンドニットです
ネパールはPheetaの物づくりの拠点であるインドの東北側に位置します
インドと中国という大国に挟まれた南アジアの内陸国です
1990年に民主化が推進された後も政情不安が続きましたが
2008年に王政が廃止され連邦民主共和制に移行しました
‘Clara’は
手編みでしか表現できない温かな美しさを時代や場所を超えて繋いでゆくシリーズです
手編みの起源は古く旧石器時代にまでさかのぼります
世界中にはたくさんの手編み文化がありましたが
時代と共に機械化が進み手編みができる国や地域は年々減少の一途を辿っています
ネパールはヒマラヤ山脈の麓(ふもと)に位置し農地と産業の少なさもあり
ハンドニットの文化がいまだ残っています
これまでのコレクションで作製してきた繊細なレースやタックの柄を
ニットでも表現したいと考え様々な細かい編み柄を組み合わせました
ヒンディー教の寺院やお祝いに欠かせない花輪も編み柄に取り入れています
さらなる10回目に向けて大切に繋いでいきたい
Pheetaの新たな物作りの始まりです